儲からない会社は儲からないことをやっている
儲からない会社に行くと、従業員はまじめでしっかり働いているが非効率だったり、これまでのやり方を踏襲しているだけだったり、リスク回避で遅きに失していることが多い。儲けている会社は、スピード、スピード、スピードとスピード重視でリスクを恐れない。
外資企業は、とにかくやってみて、それで何かおかしかったら修正すればよいという考えをしているので、トライアンドエラーという考え方。何しろ、意思決定が早く儲けることに集中している。人事権も各部署のトップにあり、SNSを使って人材募集を各部署で行っている。
外資系の会社では、中途採用がほとんどで経験者を雇うが、SNSで社員が情報を発信して外部の方と友達になり、この人を推薦したいと思えば、上司に報告して採用する。人事部の人が面接して採用し研修してから配置という日本のやり方をしていない。
営業も早く、お客様を捕まえたらSNSやメールなどを駆使して情報を毎日のように送っている。社員ひとりひとりの利益によって給与が決まるので、社員は儲からないことはしない。無駄なミーティングはしないが儲かる研修には積極的に参加する。
儲からないと思えば切り捨てるのも早く、儲かると思えば思いっきり挑戦する。それで成功すれば給与はアップするが、儲からなければ減収、降格、解雇もありえる。個人個人がそんな働き方をしている欧米と日本では競争すれば負けていく。
日本企業は、稟議が多く、上司の意見を仰がなければ儲けることができない。ひとつの企画に多くの意見が入り、社長決裁まで仰ぐため、無駄な発表会やミーティングが多く、修正箇所を修正していけば、儲かる企画が儲からない企画に変更されている。
過去の成功事例にこだわり、現在の成功事例を受け入れることができない。役職のある人が多くて誰に決裁権限があるのかよくわからない。季節ものの企画を主任に上げてから社長決裁までに半年かかれば、今年の企画はもう使えない。