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経営コンサルタントの会社が倒産する

経営コンサルタントは、何の許可も認可も資格も必要としない。誰でも経営コンサルタントを名乗ることができる。僕が知っている限りでは、毎月バカ高いコンサルタント料金を支払ってビジネス書に書かれていることを印刷してレポートしているだけだった。

なかには、インチキ臭い投資話を持ってくるコンサルタントもいて、彼らはそれを売ることや紹介することで手数料を稼いでいた。不動産投資をそそのかし、不動産業者を紹介する。テレビ関連の業者を連れてきて紹介、タレントを紹介する・・・それだけで社長は有頂天になる。

視察旅行を企画して、海外に出向き、いくつかの会社を回っても夜は宴会やナイトクラブでの遊び、研修旅行なのでおひとりの代金はバカ高いが、それに見合う夜の楽しみがある。すべて会社の経費で落とせるし、企画した経営コンサルタントはそれで手数料を稼ぐ。

こうして社長を骨抜きにして、会社の業績を落としていく。従業員は視察旅行も研修会もお遊びだと知っているので、社長の信頼は薄れていく。こうして食い物にして食べつくせば、次の社長を見つけ、次々と社長を食べつくしていく。まるで癌細胞のようだ。

企業経営は、こうした経営コンサルタントに頼るようなら引退して、現場の第一人者に経営を譲るべき。現場に張り付き、現場と共に生き死にを共にする意気込みがなければ社長をする資格はない。現場の事をバカにしているようなら社長失格。

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