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会社の業績はそこで働く従業員の成果

 

野球チームの成績は監督の成績より、選手たちのチームプレーと個々の身体能力の高さによって決まる。勝てるチームは団結力も個々の選手のプレーも一流。会社も同じことで、社長の成果より、個々の従業員のチームプレーと仕事への能力の高さによって決まる。

 

団結力が薄れてチームプレーに乱れが出てくると業績は下降する。誰かのせいにするのではなく、皆が団結して努力することが大切。チームを乱す者は排除して、チームプレーができる従業員を集めて能力を高める努力をすることで業績は向上する。

 

業績低迷の会社は間違いなく社内の雰囲気が悪い。何かしらどんよりした空気感があり、笑顔がほとんどない。個々の主張が強く、チームワークは乱れている。最初に取り組むべきはそうしたムードを変えて笑顔が皆に戻るようにすることだ。

 

笑顔は活気を取り戻し、チーム一丸となって業績改善に取り組む姿勢を創り出してくれる。笑顔のある会社は赤字でも幸せを感じるようになる。そこが業績改善の第1歩だと思う。特別な手を打つ必要はない。

 

それができれば、既存の仕事方法を検証するが、ただ単にこれで良いという生半可な仕事ぶりになっていることが多い。新しいやり方に変えなければと思う前に、仕事を中途半端にやっていないか?問いかけることが大切。

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