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学習塾とカルチャー教室の違い

 

学習塾は入塾生が入試という目標をもって入学してくるので入試が終われば退塾していく。そこで学習塾は退塾した生徒数以上に入塾生を集めなければ売り上げは減少してしまう。つまり、学習塾は毎年新規開校をやっているような経営になる。

 

バブル崩壊まで子供の数は増加傾向にあったので広告宣伝費に見合う入塾生の増加が見込めた。しかし、バブル崩壊以後、子供の数は減少傾向になり広告宣伝費に見合う入塾生が集まらなくなった。そのため学習塾の経営は苦しくなっている。

 

カルチャー教室は、広告宣伝してもそんなに多くの入会者が来るわけではない。むしろ、生徒からの紹介で入会してくる人の方が多い。水彩画や裁縫、ステンシルなど技術的なことはすぐに覚える。ただ、いつまでも教室に通ってくるのが学習塾との違い。

 

教室の先生と生徒の作品展、即売会、生徒同士の交流会などイベントが多いも学習塾(生徒面談、父兄面談、進学説明会など)とは違う。広告宣伝しても生徒が集まるわけではないのでチラシなどは打たない。先生が有名であるほど生徒は集まりやすい。

 

高額な授業料が取れる進学塾は進学実績次第で売り上げも利益も出しやすいが、カルチャー教室は少ない月謝でいつまでも通っていただくビジネスモデルになる。進学塾では毎年生徒の入れ替えが必須なので大々的な広告宣伝が必要になる。

 

パソコン教室は、このどちらの面もあり、パソコン資格を目指す人は学習塾のような指導になり、デジタルねんど(3D立体画像制作)や学生向けのプログラミング講座はカルチャー教室的な要素が多い。趣味としてパソコンのやさしい講座を選ぶ人もいる。

 

 

 

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