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前職のやり方だからダメなんだ

 

転職すると前職のやり方を踏襲しようとするが、それが間違いの元になる。前職でどんなに優秀な成績を残していても、再就職先では、その会社のやり方を覚えて、やってみて、納得できなくても、それで業績がでていれば何かしら肯定できるものがあるはず。

 

経験を積むほど否定することは簡単だが、肯定することはなかなかできなくなる。過去の成功体験に酔いしれて今を受け入れられなくなる。前職を離れた理由を思い出してみよう。組織への不満、業績悪化…何か原因があったはず。

 

再就職先では、どんなに年上でも大企業の経験者でも、まったくの新人。謙虚にして自慢せず、若い人の意見を受け入れ、理解しようと努力すること。若者言葉、パソコンやアプリなど新しい道具、チョッと悔しいが何もできない自分がいるはず。

 

仕事を頼める部下はいない、愚痴をこぼせる同僚もいない、わかっている仕事もない。仕事を覚えろと若い上司に言われ、怒鳴られ、何もできないおっさんだなと言われ、苦笑いしている自分でも生きている価値はある。

 

憎たらしい若造に頭を下げて、2~3年も我慢して仕事をすれば、りっぱなおっさんになっているはず。パソコンやスマートフォンだって勉強すればできる。わかってしまえば、もう怖いものはない。そう卑下するものでもない。

 

俺だって若い頃は、怒鳴られても頭を下げて仕事を覚えたんだから、この年になってできないことはない。プライドを捨ててやってみれば意外と打ち解けて仕事もキチンと覚えられる。失うものは何もないと思ってやってみることだ。

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