テレハラ(テレワーク・ハラスメント)
出勤着よりもラフな服装なので、もっと服装にこだわって高級ブランドの洋服を着た方がいいと言ったり、部屋のインテリアについてあれこれ質問したりアドバイスしたり、誰かといっしょに暮らしているのかと聞いたり、恋人がいるのかと尋ねたり…
会社や働く仲間の愚痴を言ったり非難したり、音声入力を切ることを忘れて執拗にバカにされたり注意されたり、リモート飲み会への参加を強制したり、俺より良い部屋に住んでいると恨みごとを言ったり、報告を過度に要求してみたり…
これらはすべてテレハラになります。リモートワーク・ハラスメントとも言いますが、最近、こうしたハラスメントが増えています。社員であれば相談窓口がありますが、フリーランスは窓口がないので我慢している方も多いのではないでしょうか。
まず、ハラスメントを受ければ録音する、記録する、医師にかかっている場合は診断書などの証拠が必要になります。その証拠をもとに発注先の会社のハラスメント相談窓口、無料相談の弁護士などに相談してみてください。
訴えれば仕事をなくすのではないかと思って我慢していることはよくありません。仕事よりも大切なものは、親からいただいた自分の命です。仕事をなくして収入が途絶えても元気でいれば次の転職先も請負先も探すことができます。
いやいや仕事をすることほどストレスのたまることはありません。そのまま仕事を続けていれば心を病んでしまいます。逃げる勇気、訴える勇気、失くす勇気が必要です。ハラスメントをする人の性格は治りにくいので我慢しないでください。