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資金繰りに困ると狼狽する経営者

 

会社経営でいちばんの悩みは資金繰りで、金欠になると支払いができなくなり、できないからと銀行に駆け込んでもすぐに融資を受けることはできない。事前に資金が不足する時期を見極めて、事前に融資を申し込めるかどうかは経営者なら当然やるべきこと。

 

業績が悪化すると支払いに困り、従業員に当たり散らしたり、ゴルフやパチンコなどで気を紛らわしたりする方がいる。スナックでお酒を飲んで忘れようとしたり、家族に当たったりする社長すらいる。ピンチの時にその人の本性が現れる。

 

会社を運営したいので仕入れ業者への支払いは優先する。しかし、従業員の給与は待って欲しいと言い訳をする。それも突然の話で、従業員はビックリ、ローンの支払いなど抱えている人は途端に困るがおかまいなし。これで社長の信頼をなくす。

 

資金繰り計画書を書いていれば、事前に資金が不足する時期は分かっている。金融機関に融資の申請をするのはもちろん、従業員への事前の連絡を行い、その対処方法を皆で考えたいと申し出る。改善planのあるスタッフには、全権を与えて挑戦してもらう。

 

会社で働く従業員が何をするべきかがはっきりわかれば、その目標に向かって働くことができる。平社員でも業績改善planを作成して提出させれば、思わぬ改善策が見つかるものだ。こうしたボトムアップの組織を作っておかなければ会社は成長しない。

 

僕には、日本一にして見せますと言い切るスタッフが何人かいる。あるいは、こんな事業planに挑戦させてくださいと言ってくるスタッフもいる。ミスもあれば投資をしても回収の見込みのないものもある。最初から赤字になるものすらある。

 

それでも、そうした挑戦をさせてあげれば、彼らなりに儲けるために必要なことを身につけていく。儲けなければ昇給できないのだから、儲けるために自分たちは何をすればいいのか?考えるようになる。そこに生きがいもやりがいも感じる。

 

 

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