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リストラが止まらない

 

2022年も大企業のリストラは盛んです。特に、40代以降の中間管理職のリストラが多く、理由はデジタルスキルがなくアナログにこだわる管理職をリストラして、デジタル化を促進したいからだそうです。デジタル化にするほど中間管理職は削減できるので、人件費の削減にもなります。

 

企業研修は、採用したての新人研修が中心でした。そこでは、古参社員がアナログ的な研修ができたのですがそれが通用しない時代です。むしろ、高額な年収をもらっている古参社員ほどデジタルスキルの研修が必要なのに、いまさら研修など不必要と思っているのでリストラの対象になっているのです。

 

2022年は円高と資源高のダブルパンチで売り上げが伸びても儲けが少なく、経費削減で乗り切ろうとしている企業が多いのです。在庫管理はAIに任せる、提出書類はデジタル化する、業者との取引書もデジタル化する、営業や会議はデジタル化する、役所への提出書類はデジタル化する…仕事がドンドンデジタル化してきています。

 

このデジタル化をいちばん遅らせているのが中間管理職で、今までやり方にこだわり最大の抵抗勢力になっています。こうした方を再教育するよりリストラして、若くてデジタルに明るい人材を採用する方が、メリットがあると企業は判断しています。中高年のリストラはまだまだこれからです。

 

こうしたダメ管理職にならないためにもしっかりデジタルスキルを磨いてください。会社になくてはならない人材に成長してください。幾つになっても勉強することです。いままで逃げていたデジタル分野での勉強は、これからの仕事人生に必ず役立ちます。会社が従業員を守ってくれた時代は終わっています。

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