本社って必要なの?
コロナ禍でテレワークが普及し、出社して働くことから自宅やカフェなど、働く場所を選ばない仕事の仕方ができるようになりました。都心の会社に就職したのに沖縄や北海道で働くこともできるのです。
これまでの本社は広すぎて縮小する動きもあり、家賃の減額も達成できるようになりました。また、本社そのものを地方に移転して、より広いスペースで自然に親しみながら働くこともできるようになりました。
さらに、みんなが集まって働く必要があるのは月に一度、週に一度なら本社そのものが必要なく、貸会議室などをそのつどお借りすれば良いではないかという時代にもなっています。そうなると、本社って本当に必要なのかという動きも出てきます。
これからは、大企業であっても本社はなく各自がご自宅などで働き、必要な時は必要な場所で貸会議室や貸スタジオなどをお借りして働くようになるのかもしれません。工場などもオートメーションになり遠隔操作できます。
物流センターも配送センターもロボットが働いているので照明は必要ありません。さらに、今後はドローンが配送できるようになるので配送トラックのドライバーも必要ありません。代わりに、そうしたことを遠隔入力するオペレータが必要になります。
将来は、本社がなく出社する必要もない会社が世界中に現れてきそうです。そこで働く従業員は世界中に散らばっていて言語も習慣も肌の色も国籍もバラバラで、各自がご自宅などで自由に働く時間を決めて働けるようになりそうです。