人をあざけり笑うより、人にバカだと笑われる人でありたい
僕はみずから挑戦したいことが多かったので、人からバカにされることが多かった。おかげで抵抗力がつき、他人と違ったことをすれば笑われたりバカにされたりするのだと悟った。しかし、僕のことを笑っていたり、軽蔑していたり、バカにしていた人には何の変化も起きなかった。
バカにされても挑戦していればいずれは何かを身につける。それが成功の因となり今の自分ができた。他人と違う生き方を選んだ時から、自分はバカにされてもあきらめないと決めていたからよかったのだろう。自分なりの生き方を選んだ時から、道は自分で開くしかないが、それがゾクゾクするほど楽しく愉快でもある。
バカにされても、あざけり笑われても、何かに挑戦していればいつかは見返す時がやってくる。長い年月がかかることもあり、悔しくて涙が止まらないこともある。悲しくて落ち込んだときもある。それは自分が自分らしく生きているという証拠でもあると気が付くのは年老いてからだった。