起業して10年後の会社の生存率6.3%
ベンチャー企業の生存率は20年後には0.3% 1000社のうち、たった3社しか生き残っていないらしい。10年後の1000社で生き残った63社でも、その後の10年で60社が倒産や廃業している。弱肉強食の世界が創業した経営者には待っている。
僕は23歳から起業して68歳にしてまだ、生き残っているので45年間も生き延びたことになる。その間、多くの起業経営者が消えていった。放漫経営、無理な投資拡大もあるが、頑張っているのに倒産に追い込まれた人もいる。
その業種が落ち目になっているのに必死になって頑張り、ボロボロになって倒産した人もいる。資金のあるうちに廃業してしまえば楽なのに、従業員がいるから家族がいるからと言って、自分が頑張れば何とかなると寝ずに働いていた。
倒産すれば廃業よりも悲惨で、借金返済できないこと、給与が支払えないこと、水道光熱費が支払えないことなどがかさなりノイローゼになってしまう。夜逃げした人もいれば自殺した人もいる。起業にはこうしたリスクが伴う。
何をすれば多くの人に受け入れられ感謝されるのか?それによって自分は利益を出せるのか?社会の変化に対応しながら常に社会が求めるニーズにお応えしなければならない。ほんの少しの驕りや過信、判断ミスが命取りになる。