あの人は話し出すと話が長いから嫌だと思う人がどこにでもいます。チョッとした話題でもすぐに話し出してしまいますが周りは聞きたくない。しかし、友達だったり上司だったり親だったりで嫌な顔ができない。時計を見てもあくびをしてもうつむいても話をやめる気配がない。

 

自分を自慢したい、誰かに認めてもらいたい、人の輪に入っていたい、自分がどれほど偉いかをわかってほしい…自己顕示欲が強くて周囲の反応がわからない状態になっています。話を短くまとめて結論をすぐに言う。もっと話を聞きたいと思う程度で話を切り上げる方が、好感度は高いです。

 

報連相（報告・相談・連絡）が大切だと言っておきながら報告書は読んでいない。自分のメッセージは読めというのに、部下のメッセージは読んでいる気配がない。むしろ、その反対に上司からのメッセージはほとんどないのに部下からのメッセージや報告にはち密に応えてあげる方が部下はよく頑張るでしょう。

 

今の時代、上司に求められることは、部下の意見をよく聞く、部下への指示が明確、部下の責任を引き受けることが大切です。管理職にある人ほど自分の意見に従わせること、抽象的な指示やアドバイスをすること、部下の責任を回避することの傾向がみられますが、これで会社が儲かるとは思えません。