ショッピングモールからテナントが撤退している
2021年世界中のショッピングモールからテナントが撤退している。日本でも例外ではなくすでに多くのテナントが撤退して空きになって埋まらないショッピングモールを見かけることが多くなった。
洋服のセレクトショップ、小物雑貨店、飲食店、フィットネス、学習塾など多くの業種が撤退している。いろいろな業種がネットによるサービスに挑戦している。家賃を下げてもテナントが集まらない。
物を買うのはネットの方がいろいろ物を選べるし同じ商品なら安いことが多い。しかも、送料無料となればネットを選ぶ。チェーン店の飲食店も食べ飽きている。モールに入っているチェーン店は避けたい。
アメリカではショッピングモールの廃業が始まっているが日本は廃業とまではいかなくても入居する業種が限られてくる。ネットに頼れない診療所、処方箋などの薬局、IT教室、食料品、お持ち帰りの飲食店など…
ネット販売やオンラインショップの普及でコロナ禍でなくてもテナントは苦しい経営をしてきた。それがコロナ禍によって加速され、ビジネスの転換が早まっている。世界はネットの普及でビジネスを根底から変えつつある。