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注意されることに感謝

68歳の社長さんに注意するのはなかなか勇気のいることだろうと思う。しかし、僕は毎日のように注意を受け続けている。講義の収録で先生役をしているので、セリフ間違い、元気がない、放送禁止用語、説明不足や過多、秒単位での収録時間オーバーなど…

 

指摘するのは僕よりはるかに若い社員たち。自分の感覚との違いに戸惑うこともあるが、講義というのは先生より受け手の感覚の方が大切だと思うので素直に受け入れている。若い社員からいろいろと指摘されていることに感謝している。

 

仕事仲間として歯に衣着せぬ物言いができることは、より良い仕事をする上では大切なこと。部下から指摘されると感情的になり、みっともない姿をさらけだしている方も見かけるが、それをすれば部下は口出しできず黙ってしまう。

 

個人の感情よりも会社の仕事を効率よく、皆が団結して仕事ができて収益を上げることを最優先する。その気持ちを失くして自分の都合の良いようにしたり、感情的になったりすれば多くの人から敬遠され仕事につまずきを与えて儲からない会社にしてしまう。

 

感情的な社長さんが部下を責め立てて怒鳴っている姿をみると、部下は委縮して黙っている。鬱になる社員が出ても、離職するサインが出てもダメ社員だと叱ることしかできない。これで儲かるわけがなく没落していく。

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