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日本はデジタル化が遅れていた

2020年、世界はデジタル化が急速に進んでいるのに、日本はデジタル化が非常に遅れていることが明らかになった年だった。2020年の日本では副業が認められる企業が出始めたが、世界ではネットを使って複数の仕事を掛け持ちしている人がいた。優秀な人は、ひとつの企業に縛られるのではなく複数の企業の仕事をこなしていた。

 

日本は製造業が主流で、車を生産して販売する儲けが一番だと思っていたが、世界では車に搭載するエンジン制御システムや自動運転のシステムを開発している企業の儲けが製造業より儲かることがハッキリしていた。洋服を作って売るより、販売サイトを運営する会社がより儲ける時代になっていたが日本は製造業に力点を置いていた。

 

世界では製造業などの儲けより、それを販売するサイトやサイトの管理などの会社の儲けが上回る時代になっていた。有形資産より無形資産の方が上回る時代の代表がGAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)彼らの儲けは製造業の儲けをはるかに上回る。優秀な人はAI、DX、ロボット、自動運転、などの仕事をするようになった。

 

2021年、日本は遅ればせながらデジタル化を急速に進める必要があると知り実践するようになった。現金ではなくデジタル決済、通帳ではなくデジタル通帳、印鑑ではなくデジタル認証、窓口ではなくデジタル申請、ウインドショッピングではなくネットショッピング、レストランでの食事ではなくデジタル出前など、コロナ禍が日本の後れを浮き彫りにした。

 

僕はIT教育を通じて、少しでもこうした後れを取り戻すことに貢献しなければならないと思っている。多くの人々がこうしたスキルを身につけて使いこなせるようになれば、新たな仕事が生まれ、無形の価値を創造する人々が世界企業にのし上がるチャンスを醸成することになる。

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