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経営者のかじ取りが業績を左右する

 

コロナウイルスの影響でIT企業以外は軒並み業績悪化で苦しんでいる。企業経営者は従来のやり方では通用しない現実に戸惑いながらも、この先どのようにするのかを決めなければならない。戦後最大の不況に直面している今ほど、経営判断を厳しく問われている時代はない。ジッとしていれば倒産か廃業するしかない。

 

飲食店ではお客様に店内で食べていただくだけでなく宅配やお持ち帰りなど新しい挑戦をしているし、ホテルは部屋の時間貸しでテレワークなどに使ってもらおうとしている。テレワークで余ったオフィスを時間貸しサイトに登録して稼いでいる会社もある。赤字部門を売却したり廃業したりする会社もある。

 

アパレルではネット販売に軸足を移していたり、飲食店では出前やお持ち帰りをしてみたり、僕のパソコン教室では新しい時代に合わせた新講座の収録に挑戦している。ジッとして我慢していても以前のように業績が戻ることはない。新しい挑戦をしなければ倒産する危機感に溢れている。

 

コロナウイス感染以前のビジネスのやり方で頑張るのは危険。石炭産業から石油産業への転換点でも、石炭にこだわった企業は倒産し、石油に関する新しい仕事が出てきて労働者の移動が行われた。炭鉱の町は跡形もなく衰退したが、石油という新しい産業に従事する人は喜びに溢れていた。

 

今の時代は、既存の産業が衰退してIT産業が新しく勃興している。あらゆる仕事にIT化が求められ、それに対応できない企業から廃業や倒産している。廃業や倒産になれば多くのお客様、従業員、取引業者に多大のご迷惑をおかけする。企業経営者は時代の波をよく読み取り新時代への変化に対応し挑戦しなければ生き残れない。

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