対面営業や懇親会は嫌われる
コロナウイルスの感染者増加にともない、大阪では5人以上での飲食は控えてくださいと発表した。仕事での打ち上げ、親睦を目的にした飲食など、これまで重要視されてきた接待の在り方が嫌われている。
上場企業では、営業マンがPCR検査を受けて陰性証明書を持っていなければ他社の方と会ってくれない状態になっている。会って相手にウイルスを感染させれば本社ビル全体の封鎖など、それによる被害は多大なものになる。
仕事をするなら人との絆は大切。そこでオンラインを使えば親睦をはかることができる。オンライン飲食とまではいかなくてもオンライン座談会で親睦をはかることはできる。出張で会う機会はオンラインなら回数を増やすこともできる。
PCR検査を受けて陰性証明書を持って本社受付で証明書を見せてビル内に入り対面で営業するよりも、オンライン営業であれば陰性証明書を持ち歩く必要がない。相手や自分が感染するかもと疑いを持って会う必要がないので仕事に集中できる。
最近は家電店の店員さんも液晶パネルで商品説明をするようになったし、JRの駅員さんも液晶パネルで呼び出して相談するようになった。企業の窓口でも受付嬢ではなく液晶パネルに話しかけるようになった。
非接触・非対面のITスキルがこれほど求められる時代はかつてなかった。従来のビジネスのやり方が通用しなくなりつつある。最近、こうしたニーズからパソコンやスマートフォンを習いたい方が増えている。