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コロナショックで働く価値観が変わった

販売員などお客様に対面で会わなければならない人はマスクをしてはならないと大手総合スーパーでも指導していたし、多くの企業では上司から営業マンはマスクをするなと指導していたが、コロナショックでマスクをしていないとお客様から叱られるようになっている。

 

どんなに疲れていても病気でも高熱でも出社してくる社員を褒めたたえる企業風土があった。台風が通り過ぎ電車が遅延して長蛇の行列ができていても出社してきた社員を褒めたたえる風潮があったが、すこしでも体調不良を感じたら自宅待機にするか病院で診察するように変わった。

 

仕事帰りに仕事仲間といっしょに居酒屋で雑談しながらお酒を飲み、食べるのが日常だったのにまっすぐ家に帰るのが普通になった。外食するのが危険だとそれまで思ったことがなかったのに、今では飲食店で誰かが咳をするだけで帰りたくなる。そんなこと、これまで気にもしていなかったのに。

 

営業は会って話をしなければならないと上司から言われ、アポを取って会いに行くのが日常だったのに、相手からネットのテレビ通話機能を利用してほしいと言われるようになった。これまでは営業接待でレストランやクラブなどを利用していたのに、営業接待も相手側から嫌われるようになった。

 

企業の評価を売り上げや経常利益だけで判断して素晴らしい企業だと言っていたが、業績絶好調の企業がコロナショックでまったく企業活動できなくなり従業員を解雇している。安定企業かどうかの判断を売り上げではなく売り上げに対する剰余金の割合で判断するようになった。

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