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支えている人が偉い

 

企業経営者としての僕は創業して5年で全国にパソコン教室を数百教室設立して日本一となり、2004年アントレプレナージャパン セミファイナリストに選ばれたし、その後も多くの方から多大なる評価をいただいている。多くの方から企業経営の成功者として講演会の依頼も受けて全国で公演させていただいてもいる。

 

しかし、僕は自分を偉いと思ったことがなく、自分を支えてくださった人がいたからこそここまでの評価を頂いているのだと感謝している。創業以来ずっと一緒に支え続けてくださっている多くの方がいる。彼らの支えなくして今の僕はない。だからこそいつも謙虚で仕事熱心でいなければならないと思っている。

 

いろいろな分野で成功して有名になった人の中には自分は成功者だから偉いんだ。自分の実力は凄いんだから贅沢しても偉ぶっても当然だと思っている方も多い。そうした態度をとっていれば、それまで支えてくださっている人の期待を裏切ることになり離れていく。彼らが離れれば没落するのは目に見えている。

 

創業してどんなに褒められても10年間は背広一着、防寒コート1着で働いてきた。袖が擦り切れてボロボロになるまで着続けた。車も国産のワンボックスに10年乗り続け、創業して17年目63歳にして剰余金20億円を突破してからドイツ車のワンボックスを購入した。贅沢してはいけないと自分に言い聞かせて働いた。

 

創業してから22年、いまだにまれにみる好業績企業として高評価を頂いているのは、自分を代表取締役として支えてくださっている多くの人がいるからに違いない。だからこそ、彼らの期待にお応えしなければならないと思う。彼らを裏切ることはできない。彼らを幸せにしなければならないと強く思うのはこのためだ。

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