行政の地方再生はいつまでも若々しくいたいという願望ビジネスに似ている。～エステ、～若返りなど盛んだが、老化は防ぎようがない。むしろ、素敵に老いる方が自然なのに無理やり若作りしている。僕は、無理して若作りするよりも、年相応に健康で素敵でいたい。

 

行政の地方再生は人口が増えたかどうかで推し量っているが、それだとどこかの地域の人口が減少しているだけに過ぎない。少子高齢化が避けられないとすれば、人口減少する中で、そこで暮らす人々が元気で健康に暮らせる街づくりをした方がよいと思う。

 

人が増えるように補助金をバラまき、いろいろなサポートをして人を街に住まわせる。一時人口が増えてやってよかったと思うが、長く住み続ける人はあまりいない。隣町も同じような補助やサポートをしてくるので、10年も経てばやはり人口減少になっている。

 

地域の人口減少は避けられないものとして、豊かな暮らしをどのようにして確保していくのかを考える。昔のように工場を誘致して、多くの雇用を生み出すような政策は時代遅れ。お金儲けだけが幸せではない。皆が笑顔で仲良しで暮らしやすい素敵な街を創造していく方がよい。