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70歳以上になっても働きたい

 

日経新聞の調査によると、18歳以上の男女無作為にアンケートしたところ、70歳以上まで働きたい人は3割、老後に不安を抱えている人は8割以上に達したとあった。僕は今年で66歳になり金銭的な不安はないが、働くことに喜びを感じているので、いつまでも働きたいと思っている。還暦をすぎても健康な人は、金銭的な不安より人から期待される仕事がなくなる方が辛い。

 

僕の父親は60歳前に早期退職したが、暇を持て余していた。何しろ、毎日することがないので母親も閉口する。保険会社に再就職したが、ノルマが厳しく泣きながら退職した。二度と、再就職しないと思った父は、不動産屋をしたいと思い、宅地建物取引主任の資格取得のために勉強を始め、合格してやっと自分らしく生きることができるようになった。ホッとしたのか新聞配達もするようになった。

 

欧米では、会社に縛られないひとり起業家(フリーランス)が増えている。仕事は請負にしてサラリーマンではない生き方をしている。シニアになると会社務めは体力的にきついので、自分で勤務時間を調整できる働き方は嬉しい。日本でも高齢者のフリーライター、カメラマン、ウェブデザイナー、など専門職のフリーランスは増えてくると思う。ちなみに僕は、インテリアコーディネーター、家具作家、服飾デザイナーなどになってみたい。

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