できないことをするから値段もとれる
定食屋のメニューは家庭料理のできる人なら作れるメニューばかりなので値段もそこそこ。1000円も出せば美味しい料理を頂くことが出来る。お店は繁盛してもそんなに儲かるわけではない。
高級店に行くと、これは家庭料理の料理ではできないと驚くばかり。いったいどんな調理をしたのかと唸らせるものばかり。おひとり1万円以上もするが納得する。2万円以上出せば食材からしてこだわっている。
だれでもできると思える料理は安く、これはできないと思わせる料理は高くても人気がある。当然、お店は儲かる。ビジネスは誰でもできることをすれば儲けは少ないが、誰もができないことをすれば儲けは大きい。
できない、やれないと誰もが言っていることに挑戦して成しえた企業は儲けを享受し、できない、やれないと言っていた企業は衰退していく。真似をしている企業は衰退し、真似ができないことをする企業は儲けていく。
僕は、誰もができない、やれないと思っていることに挑戦してきた。そうしたことは周りの反対にあう。できっこないと言われるしバカにされることもある。あきらめようかと思うことも何度もあるがやり遂げたときは尊敬される。
僕の会社のスタッフも、できない、やれないと誰もが思っていることへの挑戦をあえてしてくれている。遅くまで仕事をしていることに頭が下がるが、そこには仕事を楽しんでいる姿がある。頼もしい限りだと感心することが多い。