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銀行のカードローンにはまる

 

銀行からの借金は、容易に返済の繰り延べなどに応じてくれるなどということはなく、多くの企業家なら、銀行ほど苦しめられた経験はないというほど嫌な思いがいっぱい。返済を迫られて自殺する経営者もいるほど。僕も銀行の借金の申し込みや返済に苦労したひとり。こうした思いがあるので借り入れはしない。しかし、銀行カードローンならと安易に借りる人が多いそうだ。

 

カードローンの貸付審査は簡単で半時間ほど、その日に貸し出せる銀行のカードローン貸付残高は2017年、54377億円。50万円を利率14.8%で借り毎月1万円ずつ返済する契約。完済するころには75万円近い金額になる。毎月1万円の返済で良いというのがこのローンの怖さで、しかも、別のカードを作ればまた、同じように借りることができる。

 

借金ほど怖いものはなく、利息ほど重くのしかかってくるものはない。5枚のカードを作って50万円×5枚=250万円の借金をすれば、毎月5万円の返済で済むと考えがちだが、そうした借金をしなければ暮らせない状態を抜け出さなければ破産する。苦しい家計を借金なしでやりくりしている方がましだったということになってしまう。

 

借金しなければ5万円の返済資金を作らなくても生活ができるのに、借金したがために毎月の収入から5万円を抜いて数年間、やりくりする方がはるかに生活は苦しい。未来の状態を予見して、今を判断して対策を練る方が良い。より収入を得るには、たくさん時間労働をするか、より高度な資格やスキルが求められる仕事をするか?

 

僕は、多額の返済があるときに起業して自分で魚の行商を始めたが、手っ取り早くより収入を得るには自分の実力次第で収入が決まる起業の方がいいのかもしれない。借金の返済を借金で補うようになれば、破産するのは時間の問題。抜け出すには収入を増やすしかない。今ならネットで商売ができるので行商より効率が良いだろう。

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