働きやすい環境を創る
少子高齢化の日本では、労働人口の減少で人手不足に悩む企業が増えている。なかには、人手不足で廃業したり倒産したりする企業まであるとか。何とか、働いていただけるように企業もこれまでの態度を改める必要がある。
能力に応じた人事にする、研修をしっかり行う、残業はできる限りしない、有給はしっかりとっていただく、休日出勤はさせない、週2日は休めるようにする、男子社員であっても産休は充分とれるようにする、体調不良には充分対処するなど考慮する。
子育て中の社員では、託児所からお子様がケガをした、熱があるなど突然連絡が入ってきて仕事ができない事態もある。普段から社内で話し合って、こうした事態にも対応できるようにスタッフ皆でフォローする。
仕事ができる社員が退職すれば、その損失は大きく、新規募集経費に100万円、研修に100万円など合計200万円ほど考えなければならない。こうして応募してくだされば良いが、応募者がいなかったり、意図していない方だったりということもある。
自社では無理だと思っていると、それに対応した会社に転職していくのは避けられない。自社もこうした取り組みをしていかねば、従業員がなくなる恐れもある。給与面と福利厚生面での充実が求められている。