このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

エサで味が変わる

 

牛や豚、魚など、その味を決めるのはエサ。どんなエサを与えるかで味が決まり、草を食べさせる牛とトウモロコシを食べさせている牛では味に違いがある。養殖魚でも、エサにかなり工夫して天然魚に近い味に挑戦している。何を食べさせるのかで身体は変わる。

 

人間も同じことで、何を普段食べるのかで身体は変わってくる。健康を維持するにはまんべんなく多品種少量をいただくことが大切で、ドカ食いは体を壊すもとになる。偏食も栄養素が限られているので病気になりやすくなる。

 

レトルト食品、お惣菜など、加工食品は人工的なおいしさを強調しているので、また食べたくなるがカロリーがあっても栄養は少ない。インスタント食品などは、かなりおいしさを人工的に作っているので病みつきになりやすい。

 

美味しいものばかり、食べたいものばかりの食事は身体には危険で、僕は若いころそうした食事をしていたので胃腸が弱いのに肥満だった。3度の食事はほとんど加工食品、お菓子やアイスクリーム、コーラを飲んで年に2回ほど緊急入院していた。

 

59歳で野菜や果物とお魚を中心に、煮物、焼き物の調理をメインにした食事に切り替えた。「~の素」などを止めて、調理は昆布とかつおだし、お酒、お酢、お醤油、みりん、砂糖、塩だけの味付けにしたので自分で調理するようになった。

 

エサを変えれば身体は変わることを自分の身体で証明できるようになった。体重はみるみる変化して標準体重になったし、高血圧も標準になり、血糖値も下がった。おなかのでっぱりもなくなり、オシャレを楽しめるようになった。

 

 

« »