店員がいなくなる
昔の駅には改札員がいて、いつもハサミをカチカチ慣らして切符を切り取っていた。今では自動改札になり改札員はいなくなった。スーパーではレジ打ち名人がいて、その列に並ぶと早く支払いができたが無人レジになり、レジ打ち名人はいなくなった。
ホテルではフロントで係りの方にチェックインやチェックアウトの手続きをやっていただいたが、最近は無人チェックイン機が備え付けられるようになった。大衆食堂に入れば自動食券で注文する品を購入しているし、寿司はロボットが握っている。
ネット販売では、倉庫で荷物の搬入、仕分け、搬出をロボットが行っている。それでも人手不足で人材募集をしても人が集まらないと嘆いている。無人化できるものはドンドン機会に置き換わっていくだろう。働く人は、より高度な知識や技能が求められる。
日本では人手不足は深刻で従業員が確保できなくて倒産している会社も出てきている。スタッフ募集しても人が集まらない。そんな状況で、ITによって或いはAI(人工頭脳)によって人手不足を解消したいと考えている経営者は多い。