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リーダーズハイ(自己陶酔型リーダー)

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①遊んでる人をバカにする ②自分の話に酔う ③部下が帰りにくい言動……年商100億円企業の社長さんが話していました。会議は、自分が延々数時間かけて話を続け、自分の自慢話ばかりしているのに指導と勘違い。部下の話や提案はバカが話しているとしか思えなく聴く耳を持たないか却下。年中働いていることを自慢して、部下が帰りがけると「俺は、こんなに働いているのに・・・」というオーラを出しまくり。

 

そんな社長に就いてくる従業員はなく、あっけなく倒産してしまい猛反省して再起したそうです。人と共に働くには、お互いを信じることが最も大切になってきますが、自分が社員に飯を食わせてやっていると思うようになると自己陶酔で相手から嫌われてしまいます。自分に酔いしれているので、自分はカッコイイ、よく頑張っていると思い込んでいるので遊んでいる人をバカにしてしまうのだそうです。

 

1時間200万円のジェットをレンタルして仕事をしていた方は、取引先企業の倒産から5週間後にはホームレスになり六本木ヒルズ周辺で野宿していたそうです。今では、6つの会社を経営していますが、依然とはまったく違い、社員の話をよく聞くようにして、提案を受け入れ、社員を信頼して任せる経営に徹しているそうです。社長である自分の仕事は、社員が働きやすい職場を創ることだと話していました。

 

上司や経営者、プロジェクトリーダーになると自分が部下を指導育成しなければならないと思いますし、そのような仕事を期待されます。自分の指導通りに動かない部下をみると、ついつい感情的になりがちで自分の仕事ぶりを示して、相手に同じようにすることを期待しがちです。

 

仕事人間なので、周りの空気を読めない行動に出てしまい常識的な行動をとれなくなってしまい信頼を失います。夜討ち朝駆け、休みなしに働く人を褒めたたえてしまいがちですが、今の時代はこうした指導は行き過ぎだと反感を抱かれてしまうのです。何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如し なのです。

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