このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

過疎の高齢者にこそパソコンスキルが必要  

DSC09940

 

紀伊半島は昔、林業が栄えたところで今でも山奥に住む人がいる。林業の衰退と過疎で、多くの若者が都会に出て、今ではご高齢者ばかりの山村も多い。そこに追い打ちをかけるように豪雨による山崩れが起こり、引っ越す人が増えて村に70歳以上の数人が住むだけという所もある。

 

住み慣れた家は山の斜面にあり、毎日山沿いを歩いて自分の畑に行き、自分の畑で採れた作物を食べて暮らしているので至って健康。ただ、豪雨避難勧告の連絡や行政サービスの充実には電話だけでは物足りなく、タブレットやスマートフォンを使ってのサービスを勧めている。

 

行政の資金も多くなく行政サービスは低予算で行わなければならない。行政の人が直接、お宅に伺って対面でお話しするには、かなりの予算を必要とする。しかし、パソコンやスマートフォン、タブレットを使っていただければ効率よく行うことができる。足腰が弱ってくるご高齢者ほど使っていただきたい。

 

そのため、ご高齢者の方にどうしてもITスキルを身につけていただきたいと行政マンが熱心にスマートフォンやタブレットの使い方をお教えしている。まさかの時に、いつも身につけているスマートフォンはとっても便利。地震・豪雨・台風などの災害時には、これほど心強いものはない。

« »