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キャッシュカードやクレジットカードが要らなくなる

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セブン銀行は夏から、キャッシュカードを使わずスマートフォンを使ってATMに入出金できるサービスを、提携行のユーザー向けに提供する。ATMから出金する場合の操作は、(1)銀行取引アプリを起動し、「ATMボタン」をタップ、(2)出金する金額を選ぶと、カメラが起動、(3)ATMの「取引開始」ボタンを押し、ATM画面に表示されたQRコードをカメラで撮影、(4)スマートフォンに番号と暗証番号が表示、(5)番号と暗証番号をATMに入力する、(5)ATMから出金された紙幣を受け取る。

 

こうした流れは、他の金融機関にも波及するだろうから財布の中はカードだらけの状態から解放される日も近い。スマートフォンは、携帯型パソコンなので、アプリはどんどん追加することができる。パソコンを使いこなせる人と使えない人では、生活の利便性に差がつくばかりでなく、こうしたアプリで割引クーポンや個別バーゲンが行われるので、使いこなせない人は不便なだけでなく余計な出費が重なることになる。

 

時代は、ドンドン発展しているので、何も知らないは損をすることに直結している。銀行やコンビニのATMを使うにはカードではなくて、アプリになれば便利だが、知らない人は銀行の窓口に行き、列に並んで順番を待ち、高い手数料を支払って預金や引き出しを行わなくてはならない。日々発展するITの技術は習っておかねば生活そのものに不便を感じるし損をする時代になった。

 

例えば、銀行で送金するときの振込手数料は、都銀の場合、他行宛3万円以上でみると、窓口では864円、ATMで現金振り込み648円、ATMでカード振込432円、オンラインバンキングなら424円(ポイントを使えば無料)、ポイントを使えばたった1回で最大864円ほども差がついている。公共料金の支払いなどで年間100回すれば8万6400円も余分に手数料を支払うことになる。

 

パソコンは嫌い、スマートフォンは使えない、タブレットは観るだけという状態は自慢ではなく、生活をより不便にしているしお金の無駄使いになっている。少し習えばできるものを、時代遅れと自慢していると、今後、病院の予約、薬の受け取り、代金の支払い、年金の確認、各種控除の申請すらできないようになるかもしれない。21世紀からは日々学習が求められる時代になったと言っても過言ではない。

 

 

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