肥るし栄養はないし
30代の僕の朝食は、食パン4枚にマーガリンをたっぷり塗って少し焼き、砂糖や市販のジャムをたっぷりまぶして、コカ・コーラなどの炭酸飲料をがぶ飲みしていました。野菜とフルーツはまったく食べません。身長164㎝体重70㎏だった僕は、ドンドン肥って84㎏になりました。体調不良で年に一度は救急車で搬送される状態でした。
朝食に食パンにジャムやマーガリン、フルーツジュースは定番ですが、これがあまり良いとは言えません。白い食パンは味気ないですが、糖質がたっぷり含まれています。また、トーストに塗るマーガリンに含まれているトランス脂肪酸は、心臓病や認知症、鬱などの病気との関係性が懸念されています。
菓子パンやお総菜パンもオイルやバター、砂糖、中にはチーズがたっぷり含まれているものも多いです。フルーツジュースは、製造過程の中でビタミンや食物繊維が失われ、飲みやすいように砂糖などの甘み成分を加えたり、保存料が入っていたりします。同じフルーツジュースを飲むなら、フルーツを食べる方が良いと気が付いたのは59歳のとき。
低脂肪、無脂肪のヨーグルトは身体に良さそうですが糖分が加えられています。普通のプレーンヨーグルトよりも砂糖が含まれていることもあります。プレーンヨーグルトに蜂蜜を加えて食べる方が健康的です。僕は朝食には、人肌程度のホット珈琲と数種類のフルーツを自分で朝カットしていただいています。
日本食の朝の食事の定番、ごはんに味噌汁、煮物に小魚はとても健康的で、低カロリー高栄養素たっぷりの健康的な食事です。若い方なら朝食もしっかり頂きたいでしょうから、日本食がお勧めです。晩御飯で調理した余り物で充分ですから、朝の食事を見直してみてください。