このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

笑顔の魔法

DSC08962

僕は、毎朝、毎夕、二度犬の散歩をしている。2時間ほど歩いているのだが、いつも出会う人には元気な笑顔で挨拶するようにしている。元気な笑顔で挨拶されるととても気分がイイらしく、最初はうつむいていたり、無視したりしていた人も笑顔で挨拶してくださるようになる。笑顔は、その人たちを笑顔にする魔法がある。

 

仕事でも、元気な笑顔で皆さんに挨拶したり、業務の依頼をしたり、感謝したりするようにしている。僕の会社で仕事をしてくださっている人もまた、自然と元気な笑顔になって受け答えしてくださる。仕事の疲れや嫌なことを忘れさせてくれる力も秘めている。皆が笑顔になって働いている姿を観るのは経営者としてとても嬉しい。

 

家庭でも、いつも元気な笑顔を見せるようにしている。家族に会うときも、職場で仕事をしている方に会うときも、遊び友達に会うときも、嫌な顔一つせず、辛いことを話すこともせず、苦しんでいることを吐露することもなく、元気な笑顔で接するようにしていると、話を聞いてもらうよりも元気になる。元気な笑顔は愚痴るよりもストレス解消に役立っている。

 

幼い頃から学力・体力に自信がなく、貧乏な僕には、他人から小バカにされても作り笑いしてやり過ごすしか手がなかった。人一倍学力があればバカにされないだろうが、学校で教えてくれる内容は真剣に取り組もうと思えなかった。幼い頃から日雇いのような仕事をしていたが、人一倍体力をつけようとも思わなかった。体力のある奴に虐められても作り笑いするしか逃げ道がなかった。

 

こうして幼い頃から自然と作り笑顔が身に付いていく。学力や体力に自信のある奴は自己主張が強く、豪快で仲間を引き連れて遊んでいたが、僕は日雇い仕事があったので仲間には加わらなかった。還暦を過ぎると、豪快な奴は暴飲暴食がたたったのか病気で苦しんでいる。学力自慢の奴は、クレーマーに近い状態になり、家族やご近所から嫌われている。作り笑いをしていた弱虫の僕は人から好かれている。

 

 

« »