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誰にもチャンスはある

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企業の役職は、その役に付いて業績での成果を出すように求められています。もしも、1年間やってみて成果が出せない、業績を悪化させた、などということになれば、その役職は向いていないという評価になり移動させて再教育が必要になります。

 

代りに移動によって新人スタッフが役付となって配置され、1年間の業績で評価されるようになります。こうした、新陳代謝が行われない組織は陳腐化していき業績は低迷から脱せず、言い訳やおべっかいばかり横行するようになります。

 

誰にもチャンスはあり、思わぬ人が役職に就いて業績を向上させて驚かせることもあれば、この人はと思う人が役職に就いて業績を悪化させたり改善したりできずに、苦しんでいる姿を観ることがあります。

 

任命した上司は、赤字を出しても業績を悪化させても、あいつならといつまでも情に流されて移動させようとしませんが、部下のモチベーションは下がり、周囲の人が上司を観る輝きも失せていきます。上司もまた自信を失くしています。

 

こうして、いつまでたっても業績が低迷する組織となってお互いにがんばっているけれどがマンネリ化していきます。役職は責任職であり名誉職ではありません。就けば、業績向上とやるべきことが決まっています。それができないとなると交代させるしかないのです。

 

野球の監督がピッチャー交代をあやまり、続投させて勝てる試合を負けることがよくありますが、敗戦投手となったピッチャーに情をかけてしまったことが悔やまれると、試合後のインタビューで話しています。

 

敗戦投手にさせて自信を無くしてしまうよりも、感情的になって落ち込むでしょうが早期に交代させて、試合を壊さず、データをもとに反省させて再訓練するチャンスを与えた方が双方にとってより良い解決策です。

 

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