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数字では判断できない未来を観る

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計数管理とは、カンや経験によって経営するのではなく、日々の数字によって、経営すること。中小零細小売業では、商店主のカンに頼っていることがよくありますが、環境変化に迅速に対応するためには、日々の売り上げや経費の実態を計数的に把握することが大切です。ムダを省き、少ない経費でより利益を上げていくには、細かい数値管理が重要になります。

 

企業経営の基本は計数管理でも計数管理だけでは、守りに入りやすく保守的な経営になりがちで、攻めの経営には計数管理では判断できない挑戦が必要となります。新商品の開発や新たなマーケットの開拓、新規事業の立ち上げなど、投資回収が見込めない挑戦もまた企業には重要になってきますが、どこまでも赤字を出し続けていれば会社は倒産してしまいます。

 

店舗が赤字のとき、そのテンポを閉めるのかどうかは判断に苦しむところです。店長の入れ替え、販促費の投入、人材の増員など、当初、赤字を拡大する戦略が実を結ぶこともあれば、更に赤字を拡大してしまうこともありえます。いつまでに、何を、どこまでの資金までを見込んで、どこまでの赤字まで許せて挑戦するのかをあらかじめ決めずにいると被害を広げます。

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