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増収増益の源泉

IMG_8136来期の予算組の会議で、僕は幹部社員の方に、「皆さんは、予算を組むときに増収増益になるように予算を組みますね。あたかもそれが常識であるかのようにどの企業でもそうすると思いますが、予算組で一番大切なことは従業員が仕事に対する喜びを今期よりも来期の方がより多く持てるかどうかです。

例えば、来期は今期より10%増収増益にしようと思うなら、従業員の仕事への喜びを今期よりも10%アップさせなければならないと僕は思います。無理強いした事業計画書は無理なダイエットと同じでリバウンドします。喜びを今期よりも来期増すために何をしなければならないかを見つめてください。

最初に、幹部社員である皆さんにお聞きしたい。「あなたは、今期よりも来期の方が仕事の楽しみや喜びが増していますか?幹部社員である皆さんが、そうした喜びを感じていなければ部下である社員の皆さんも仕事の楽しみや喜びをより感じることはできないのではないですか?」

「そもそも、会社とは、そこで働くすべての従業員の幸せを創造する場ではないでしょうか?少なくとも僕の会社ではそうありたいと思っています。増収増益は金銭目標ではなく、喜び目標であり、その結果が金銭的な増収増益ならばよし、例え減収減益であっても会社が運営できる間はそれでよいのです。」と話した。

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