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わかるとできる物語 第4章 10 教育産業の仁義なき戦い

2014-11-13 09.44.16

教育産業は、集合離散を繰り返している。創業者が、教育関連の会社を大きくすると、そこで働いている先生方が独立起業して生徒を大量に引き抜いていく。その会社が大きくなるにつれて、そこで働いている先生が独立起業して、大量の生徒を引き抜いていく。真似のしやすいビジネスモデルであるが故の仁義なき独立起業が全国で起こっている。

 

映像授業の場合、映像授業に登場する先生を抜群の人気講師にするために、会社は多額の投資を行う。抜群の人気講師になると、その先生の態度が横柄になり、この会社を支えているのは自分だから、それに見合った年収を保証しろと言うようになり、彼の年収は彼の言いなりになっていくし傲慢で、社長に対しても偉ぶるようになる。

 

そこで、他の講師を立てて、人気講師になるように会社は投資していくが、人気講師になれば、彼もまた会社を支えているのだから、それに見合った年収を保証しろと言うようになる。人気講師たちは人気講師たちの労働組合を結成するようになる。こうして、講師料がうなぎ上りになり、現場スタッフの人件費は抑制されることになる。

 

僕は、こうした仁義なき教育産業の実情を体験してきたので、自分以外の講師を立てず、これを避けるようにしてきたが、自分が講師を務められなくなると誰かを講師としてたてなければならない。会社がまとまらない状態で、その講師が、会社に愛想をつかしてつけあがるかあるいは独立起業しないとは限らない。

 

FC本部の加盟校様でも、ビジネスモデルを真似て独立起業しようとする方がいるし、そうした方は、加盟してくださっているオーナー様を勧誘して仲間を増やしている。そうした方々は、すべて2年もたたないで廃業していくのだが、こうしたことが頻繁に起こるのが教育産業。

 

心が狭い人は、誰かを責めることで自分たちの仲間意識を確認する。苛めっ子は、自分が苛められないように、いつも自分以外の人を標的にしていなければならない。本社スタッフも加盟校様もBUNちゃん先生を非難中傷するようになり、責めることで不正の正当化や独立起業や赤字の正当化を訴えるようになる。

 

「わかるとできる」パソコン教室を廃業に追い込むには、人気講師であるBUNちゃん先生が講師にたてないようにすればよい。その僕は、責めを一手に背負い健康を害して講義の収録ができない状態になっている。会社がまとまらず、管理職が他の管理職や部下と仲が悪く、お互いにまとまらない状態で、廃業を考えていても不思議ではない。

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