事を成す人は非難中傷がつきもの
コメが去年の2倍以上の価格になり、JAの出し惜しみで価格をつり上げている。農家の方はコメの買取が終わっているので、2倍になっても儲けているのはJAだけ。JAは投資の損失を2兆円近く抱えているので、ここで儲けたいのが本音。
JAは農林水産省の天下り先で官僚は先輩には逆らえない。自民党議員は得票源でもあるので言いなりになる。こうしてJAは国民から搾取しても非難されない。今年の新米は高く買い取りますよと言っても本音はわからない。農家もJAには逆らえない状態にされている。
そこに、くさびを打つかのように新しい大臣が現れてくる。その大臣は、JAを無視してコメを安く販売してくれる業者を集めて販売しようとする。当然、既得権益を侵害されたJAは面白くない。あらゆる手段を使って非難中傷を行うのは当然だろう。
若い大臣は非難中傷の的になり、ストレスに押しつぶされることを願う者、安くコメを販売するなら是非とも挑戦して欲しいと願う人が交錯する。いつの世も、事を成す人は非難中傷される。それに押しつぶされていく者も多くいるがそれが現実だ。
店頭に5㎏2000円の米が並ぶことを願う人と、そうはさせまいとする人。反対派は、彼を罵り、嘲り、人気取りだと言い、何かしらゴシップがないかあら捜しをする。世の中は、そうしたことを乗り越えた者だけを称賛する。
非難中傷することで相手をどれだけ傷つけているのか、深いストレスを感じながらやるべきことをやり続けることは悲しく空しい思いをするものだ。日頃のうっぷんを晴らすより、温かく見守ってあげることは大切だと思う。
ちなみに、古古古米でも精米機にかければ美味しい。