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軍事大国であっても経済的には小国のロシア

 

2021年世界の名目GDP(国内総生産)では、1位アメリカ、2位中国、3位日本、4位ドイツ、5位イギリス、6位インド、7位フランス、8位イタリア、9位カナダ、10位韓国、11位ロシア、12位ブラジル、13位オーストラリア…となっていてロシアは韓国よりもGDPは低い。

 

アメリカのGDPは20兆USドル、中国は15兆ドル、日本は5兆ドル、ロシアは1.5兆ドルでロシアの主な産業は石油と天然ガス、こうした資源によってロシアは外貨を稼いでいる。軍事費では、アメリカ71兆円、中国20兆円、サウジアラビア8.6兆円、ロシア6.7兆円となっている。

 

21世紀になり、ソビエト連邦のような勢いはなくロシアになってからはじり貧状態。強いロシアを取り戻すにはまず領土回復からとかつての領土に進軍している。ただ、ソビエト連邦が崩壊してから、それぞれが独立したのでこうした進軍は戦争以外の何ものでもない。

 

肥沃な大地、黒海に通じる海路など魅力的なウクライナをロシアに併合したいと思っての行動だろうが、独立国への進軍は国際社会を揺るがす事態になっている。政治家であれば、国民を経済的に豊にする方法は戦争ではなく、デジタル産業の育成だとわかってもいいはず。

 

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