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利益なくして給与なし

 

日本の総理が、企業に賃金を上げるようにお願いしている。賃金はその会社の利益に比例しているので、世界中どこでも儲かっている企業の給与は高いし、儲かっていない企業の給与は低い。アメリカでもアップルやグーグルなどの高収益企業の給与は高い。AIなどレベルの高いスキルを身につけている学生はこうした企業に就職している。

 

世界ではこの20年で給与の平均はかなり上がっているのに日本だけが平行線のままだと話題になるが、日本の企業の60%以上が赤字で儲かっていないのに昇給できるはずがない。そこにコロナ禍で、補助金頼みで生き延びている状態で昇給などできるはずがない。AIなど高度なスキルを身につけている若者が圧倒的に少ない。

 

日本でも儲かっている企業の給与は高いが、儲かっている企業が欧米に比べて圧倒的に少なくなっている。この20年で世界ランキングに入っている日本企業はほとんど消えている。代わりに、欧米や中国のITスキルの高い教育を受けた若者がいる企業がグングン伸びている。だから昇給できるのも当然。

 

日本でも高度成長の時代、所得倍増が実現したが、当時の日本は人口ボーナスもあるし日本が世界の工場だった。毎年8%もの成長率を実現していたのだから昇給もうなぎのぼりで可能だった。当時は、大量生産の時代で従業員に高度なスキルは必要なかった。今、世界ではIT企業が伸びているが日本で世界に通用するIT企業はない。

 

東大を頂点とする受験勉強が日本の教育である限り、IT教育は掛け声だけになっている。大学に進学できても、旧帝大の天下りの教授の授業、自分自慢のインテリ教授の授業など、とても日本を背負う若者に夢と希望を与える講義がなされているとは思えない。

 

実学をおろそかにしている日本の教育は、世界から見ればおかしな現象で、アカデミックな講義にうつつを抜かしている間に、海外の大学では実学を重視した講義と実践で学内の起業でしっかり儲けている。日本の大学の卒業生は使い物にならないのは海外の常識になっている。

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