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日本沈没

 

1980年代後半の日本はバブル絶頂で日本は世界ナンバーワンだと自負していた。何しろ、東京都の土地代だけでアメリカ全土が購入できると豪語していたぐらい。高所得者が多く、贅沢が大好きで、高級レストランは大人気、高級車に乗るのは常識、高級ブランド物が飛ぶように売れていた。そんな時代は10年ほどで終わりを迎える。

 

ビジネスマンは世界中に販路を広げていたし、自分たちは世界を席巻していると自負していた。札びらにモノを言わせて世界中の人を従わせていたが、自信満々の態度は傲慢と映り、日本式のやり方を現地の人に押し付けるものだから現地の人からは嫌われていた。海外に工場を作り稼働していたが、給与が良いので我慢して働く現地人がほとんどだった。

 

ちょうど今の中国を見ているようで、一帯一路の旗のもとに世界をけん引するのは自分たちだと豪語する中国人は金にモノを言わせて強引に開発し、習近平思想を現地の人に広めるやり方はかつての日本と重なる。かつての日本人は、こうした昼の顔をもちながら夜には現地の飲み屋で放埓な態度をしていたし現地の女性を買っていた。

 

資金援助も多額に行っていたが、そうした夜の態度も重なり日本人は現地の人の支持を得ることができなかった。中国の方もこうならないようにしてもらいたいが、おごれるものはえてして金にモノを言わせて強欲で放埓になってしまう。マスコミでは昼の話題ばかりだが、夜の世界に足を入れると、お母さんが売春で稼いで子供がそれを知りながら学問に励んでいればその子の考えは…

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