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人々の声を聞く…商売の基本

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何をビジネスにしようかと悩むとき、人々の声を聞くことで、この街、この時代、この人々が望んでいることが観えてくる。それを商売にすれば、人々のニーズがあり成功する確率が高まるが、雑誌などで、今が旬の商売と紹介されているモノをやってみて失敗したという方は多い。

 

カフェが流行っているからやってみようとお店を開いたが、全く儲からなくて困っている人もいれば、勧められるままに焼き肉店のFCに加盟してみたが儲からないと嘆いている人もいる。どこで、何をするのかは、その街の人々をよく観察すれば見えてくるのにそれをしないで失敗している。

 

街に出て、人の声を聞くことで、その街の人々が何に困っているのかが観えてくる。16年前、多くの人がこれからはパソコンを使うようになるだろうが、どこでパソコンを教えてくれるのだろうかという声をたくさん聴くことができた。僕は迷わず低料金で学べるパソコン教室を開いた。

 

田舎にいると、空き家が増えて困っている人が多くなっている。そのまま放置すれば朽ちてしまうだけだが、誰かが使ってくれれば家賃収入も入ってくる。都会にいれば、新鮮野菜や魚貝類など食材が高くて困っている。ネットで直売すれば、新鮮なモノを、中間マージンをカットして安く販売できる。

 

都会や観光地に行くと、宿泊施設がなくて困っている人がいる。それなら、一般市民が暮らしているけれども、お子様が独立して空き部屋になっている部屋を貸し出すサービスを提供すれば、借り手も貸し手も助かる。ネットを使えば、こうした仕掛けが簡単にできるので、あとは営業するだけ。

 

定年退職したシニアの方が、再就職したくて困っている。外食店では、アルバイト店員の募集がなくて困っている。こうした需要と供給をマッチさせてあげれば、お互いに喜んでくださるようになるだろう。また、シニアの方が趣味の範囲を広げてオリジナル商品を販売するという商売も広がるだろう。

 

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