このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

製造業は3Dプリンターが工作機械に取って代わる

複雑な工作機械は1台数億円から数十億円もするが、複雑な部品の組み立てを3Dプリンターなら細かい部品にすることなく難なくこなしてしまう。素材もプラスティックや金属などに変えることができるようになれば熱を持つエンジンさえも3Dプリンターで製造できる。

 

3DプリンターにAIが搭載されれば、人が行っていた複雑な設計も即座にAIパソコンででき、すぐに製造に入ることができる。家電製品や車や電車なども3Dプリンターで設計し製造するようになる。組み立て工場は簡素化され、自動化された工場には3Dプリンターが並んでいるだけになる。

 

3Dプリンターの良い所は個々に別々の商品を製造できることで、ベルトコンベヤー方式のような大量生産に頼る必要がないということ。多品種少量生産に向いているので、個人の注文にも応じることができる。個人は、そうしてできた完成品をネットで販売することで儲けることができる。

 

大企業の完成品しか手に入らなかった時代から、素晴らしいデザインと性能を持った個人の商品が手に入る何とも楽しいモノ作りの時代がやってくる。誰もが参加できるデジタル製造業の時代になろうとしている。

 

こうした時代だからこそ、デジタルスキルを高める勉強が必要になる。職人が経験を積んで身につけたスキルはデータ化されデジタルに組み込まれ3Dプリンターに内蔵されている。操作する人間はパソコンに向かって入力する仕事になる。

« »