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農業がデジタル化していく

 

毎朝7時に起きて1時間ほど自宅近くを散歩しているが、ミカン畑の消毒に農家の方がドローンを使い始めている。農業は雑草と虫の駆除が大切で、そのため合羽を着てマスクをして大量の農薬散布を人がノズルを持って行っている。

 

農薬散布が終わると、身体中にだるさがのこり頭痛に悩まされる農家の方もいる。何しろ、農薬散布を行えば、身体中に農薬が入り込んでくるし、マスク越しに吸ってしまう。人体に良い訳がなく癌の原因にもなる。

 

ドローンであればノズルはドローンにあるので、農家の方はスマホで操作するだけ。自分の畑を予め設定しておけば、操作しなくても自動で自分の畑だけを飛行して農薬を散布してくれる。身体への健康被害は免れる。

 

農家の方の高齢化もあり、重い荷物を運ぶのも大変になり、離農する方も出てきている。そうした状況でドローンはひとつの解決策になっている。これからは、ドローンが収穫時期や肥料の散布時期も知らせてくれるようになる。

 

ただ、こうしたデジタル化にはデジタルスキルが求められ、若い方はすぐに適応していくが、高齢の農家の方は二の足を踏む。時代遅れになっていくので、自分の代で離農するつもりかもしれないが、デジタルスキルを身につけて若い方のお手本になって欲しい。

 

 

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