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気が付けば年寄りになっていた

 

新入社員で頑張って働き役職が付き出世街道まっしぐら55歳になりいきなり役職定年だと言われる。何か悪いことでもしたのかと思うが、そうではなくてそうなっているのだと説明される。部長以上になれるのはごくわずか。

 

気が付けば自分はずいぶんと年寄りになり、職場では自分より年下の人が多くなっている。新入社員は自分の子供より若い。嗚呼、自分もそんな年になったのだと思うと寂しい気がする。しかも、給与はガクンと下がった。

 

仕事のやる気をなくして腐りそうになるが、あと数年で定年だと思うと第2の人生を考えなければならない。65歳からの転職はかなり職種が限られていて、事務職は望むべくもない。アパートの管理人、清掃員などの求人がほとんど。

 

しかし、デジタルスキルがあればウエブデザイナー、システムバグの検証、ホームページ作成、プログラミング、写真や動画の編集、アプリ開発や管理など年齢に関係なく、しかも自宅でできる仕事もある。

 

これまで少しのスキルしかないデジタルスキルをしっかり学習し、資格も取得してそうしたデジタルの職種にネットで応募することができれば、体力的にもきつくない。幾つになっても勉強を欠かさなければ仕事はある。

 

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