少子高齢化の近未来 銀行で振り込みしない
2023年、手数料なしで24時間、土日でも簡単に利用できるスマホを使っての送金が広がった。スマホの個人間送金は2022年度2億回を突破した。2022年の全国の銀行の国内振り込みは15億件なのでかなりの伸び率になった。
銀行振り込みをすれば手数料がかかるが、スマホで送金すれば無料だし、スマホ決済でお買い物や予約などもできるようになり、現金を持ち歩くことがなくなった。田舎の親が都会で暮らす子供たちに送金するのもスマホ送金になった。
一日の上限が10万円だが、2日に分ければ20万円の送金もできる。個人間の送金に関してはこれほど安くて便利なものはない。利用はどんどん広がり銀行経営を圧迫するまでになった。銀行の支店はなくなり本店だけになったが利用する人は少ない。
ローンもネットバンキングの方が低金利で、預金の金利も高い。ポイントもつくのでお買い物にも便利。ポイントを利用すればかなりの節約にもなる。2040年では、現金がなくデジタル円を利用しているので決済時のおつりなどのミスもなくなった。
スマートフォンやパソコンが使えない人には、とても不便な時代になり、銀行に行っても窓口はなく、スーパーでお買い物をしてもスマホ決済しかない。しかも、お店のアプリを持っていなければ割引価格で購入することもできない時代になった。