いつまでもあると思うな仕事と会社
売上日本一だったダイエーが倒産した。世界一のアパレルメーカーだったレナウンが倒産した。日本をけん引していた鐘紡が倒産したなど、絶対に潰れないと思っていた企業があっけなく倒産していった。彼らも必死になって働いていたのに時代の変化の波に乗れなかった。
これまでもレコード店がなくなり、本屋がなくなり、商店街が寂れていったがそこで働いていた人たちは皆一生懸命だった。ただ、時代の変化がそこで働き続けることを許さなかった。仕事を失った人たちは、そのたびに新しいスキルと知識を身につけて別の仕事に就いた。
2020年から社会は激変しようとしている。これまで儲かっていた企業がいきなり赤字経営になり、これまでちっぽけな会社がいきなり大きく成長しようとしている。その時代の変革に僕たちは直面している。デジタル化が加速して僕たちの生活や仕事に入り込んでいる。