幼い頃に優等生で、いつも褒められていた子供は、大人になると仕事になじめず転職ばかり繰り返している。幼い頃に劣等生で、いつもバカにされていた子供は、大人になると仕事で才能を発揮している。そんな事例は多くあるし、自分自身もそうだった。

 

幼い頃にスポーツ万能で、みんなから羨ましがられていた子供は、大人になると食生活の乱れから身体を壊して病気がちになっている。幼い頃に運動神経がダメで、みんなからバカにされていた子供は、大人になると食事に気を使い地道に運動をして健康になっている。

 

幼い頃にお金持ちで、欲しいものは何でも買ってもらっていた子供は、大人になるとお金を使うことしかできない。幼い頃に貧乏で、おこづかいももらえず過ごしていた子供は、大人になると貯金に励み資産を増やしている。

 

幼い頃に仲間を集めて他人を苛めていた子供は、大人になると傲慢で自己主張が強く、暴飲暴食が好きで身体を壊している。幼い頃に苛められていた子供は、大人になると他人の痛みがわかるため、人に優しく人望を集めている。

 

何かしらの逆境に耐えている人ほど未来は明るい。ただ、その逆境をバネにしてはねのける強さを身につけなければならない。逆境に押しつぶされるのではなく、逃げ回っていても逃れる術を身につければ強くなっている。