ニューノーマル(New Normal)
もともとは2008年の金融危機後の金融状態に対して使われたが、最近はコロナウイルスの影響で変わる仕事や生活の状態を示している。これまでインバウンドなどで儲かっていた企業が崩壊に近い打撃を受けているし、飲食店では業績悪化に歯止めがかからない。仕事や生活面でもコロナウイルスの影響で激変している。
僕たちは産業や生活の激変の真っ最中にいる。これまでの働き口が儲からなくなり仕事を失い、新しい仕事が生まれてそこに新たな雇用が生まれている。飲食店がどんどん廃業や倒産しているし、ホテルや旅館も同じようになっている。車にも乗らなくなったし、服も買わなくなった。旅行も化粧すら控えるようになった。
いっぽうでネット関連の仕事は増え続けている。画像処理、ネットサイトの管理、ウエブデザイン、ウェブサイトの構築、プログラミング、あらゆる仕事にITスキルのある人材が求められている。仕事は接客からネット販売になり、配膳からネット注文サイトの管理になり、営業もオンライン営業のスキルが求められている。
スーパーへ行って商品を選び財布から支払いを済ませるという日常からスマホ決済になり、市役所に行って申請書類に記入捺印して窓口に提出するのではなくスマホやパソコンからマイナポータルサイトで申請するようになった。銀行に行って預貯金する生活からオンラインバンキングで口座の管理をするようになった。
パソコン教室わかるとできる へのお問い合わせもこうした仕事や生活の激変からすぐに習わなければならないという意識が強く働いているように見える。教室に来られる方のお顔は真剣そのものになっている。まったなしでニューノーマルに対応しなければならない危機感に僕たちはしっかりサポートしていかなければならないと思っている。