コロナショックでネット社会が急速に進む
世界中に蔓延しているコロナウイルスで、都市封鎖や国境封鎖、海外からの渡航封鎖など人の移動が制限されている。また、商店やレストランが閉められ対面での商売ができない状態になっている。狼狽している商売人からの相談も増えているため幾人かにアドバイスしている。
洋品店ではお客様に対面で洋服を見ていただきご購入に結びつけているが、お店が開けない状態になるとスタッフは自宅待機になり在庫は売れず、支払は待ってくれず、2か月もすれば資金ショートになってしまうし、3か月もすれば季節外れの売れ残りになってしまう。早急に手を打たないと倒産する。
どうすれば現金を回せるのかと相談されたので、ネット販売を紹介してあげたがパソコンができない。若い経営者でもスマホに頼り切ってパソコンができない。今は、商品をネット販売サイトにアップしても売れるまでお金はかからないことが多い。楽天やゾゾタウンのように毎月の支払がいると思っている。
ヤフーオークションやミンネなどに登録して商品をアップする方法、インスタグラムやフェイスブックで自社商品を紹介する方法。販売サイトにリンクする方法、毎日更新する方法、スマホ決済の申し込みや決済方法など真剣に学ぶ姿勢が印象的だった。これまでとは学ぶ姿勢が全く違い真剣そのもの。
ネットを活用できる経営者がいる企業は今後もビジネスを続けられるが、ネットを嫌っている企業経営者のいる企業は商売がやりにくい時代に入っていることを実感する。