パケット通信は4Gが主流
スマートフォンを戸外で使っているときはパケット通信を利用している。2018年では、パケット通信のほとんどは通信速度の速い4Gといわれる高性能なもの。ただし、4Gは、動画再生にはまだまだ不向きでさらに通信速度の速い高性能な5Gが望まれている。3Gは、4Gよりも劣る前の世代のものになる。5Gは、2020年に実用化される予定。
パケット通信は、3G→4G→5Gと高速になっていく。一般消費者が5Gで4Kや8K動画を観ることはできるが、パケット通信料は高額になる。そこでWi-Fiで動画を見るようになるが、測量や構造物の検査など高額でも使いたいお仕事では、こうした高速で安定している5Gは待ち望んでいるサービスになる。
これからは、スマートフォン、時計などのウェアラブルデバイス、自動運転カー、産業用ドローン、遠隔医療(診断)、遠隔手術、農業用センサー、道路や橋梁の異常検知センサー、セキュリティカメラおよびセンサー、高齢者や子どもの見守り機器、ペットの見守りアイテムなどが、5Gで接続されるようになる。
5Gは、車や家電、家など、あらゆるものをインターネットに接続して利用できるよう、同時多接続や低遅延といった要素がはいっている。多くの機器が同時にインターネット接続されてスマートフォンで相互にやり取りするには、同時多接続は有効だし、自動運転や遠隔手術などはレスポンスが早くなければならず、低遅延は求められている技術になる。