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スマホファースト スマホオールとは

 

2017年から「スマホファースト」という言葉が使われるようになりました。ネットサイトでビジネスを展開するとき、パソコン画面での利用がメインで使われていた時代から、スマートフォンがメインで使われるようになると、パソコン画面の製作に投資するよりもスマートフォンの画面製作に優先的に投資する方が儲かるという考え方です。

 

利用者である消費者が検索して商品を購入したりサービスを購入したりするとき、従来はパソコン検索がメインでしたが、2015年からはスマートフォンがメインで検索されるようになってきました。また、アプリの開発も進み、サイトをお気に入りに入れるのではなくアプリを使ってもらう方が宣伝広告費の削減や他のサイトとのビジネスの展開も期待できるようになりました。

 

10代から30代は圧倒的にメディアの接触時間は男女ともにスマートフォンです。10代は、ほとんどテレビも見なくなっています。30代では、30%程度がテレビ、20%がパソコンですが、50%程度はスマートフォンです。SNSでは、フェイスブックやツイッター、LINEの利用者が多いです。こうしたSNSで、「いいね!」をクリックしてもらえば、口コミ効果が期待できます。

 

パソコンサイトではなく、スマートフォンサイトの専業で儲けを出している企業も出てきました。お料理レシピの「デリッシュキッチン」は、1分半程度の正方形動画で料理のレシピを紹介し、インスタグラムなどで「いいね!」ボタンを押してもらい成長し、数人から起業して2年ほどで100人体制に成長しています。今ではアプリも制作して他企業とのタイアップもしています。

 

2018年は「スマホオール」という考え方に変わってきています。これはすべてのサービス、家電製品などがスマートフォンに接続されるようになるという考え方です。電話、メール、カメラ、音楽再生、ネット検索、チケット、お財布、予約、お買い物、家電製品の操作、家や車の鍵、などあらゆるものがスマートフォンに接続されてコントロールされるようになります。

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